ホットストーンセラピー
「リチュンヌお客さまの声」番外編です。
ホットストーンセラピーには
私が想像もしなかった副反応⁈が出る事があるのかもしれません。
石にはあらゆる物を浄化する力があるとされていますが
施術後にお客様から「石は心も浄化してくれるんですか？」と聞かれました。
私はこう見えて現実主義なので
根拠もなくお応えするのを躊躇していると
お客様は施術中にふと
パートナーへの感謝の気持ちが
湧き上がってきたと言います。
今までそんな風に思うことはなかったと。
それを聞いて驚きましたが
おそらく体の筋肉が緩み
副交感神経が優位になったこと、
オキシトシンなど内分泌の変化が
心の緊張をほぐしたのだと理解しました。
オキシトシンは愛情や信頼感を高める
絆ホルモンとも呼ばれています。
今までパートナーに関わることで
少なからず慢性的な緊張を強いられていた状態
または思い込んだ状態になっていた事を思うと
ちょっと私が泣きそうになります。
自分を緩めると相手の事も許そうと思う
心の余裕ができるのかもしれません。
私は人の感情にセンシティブに
共感してしまうタイプではありませんが
そこに身体反応が伴うと
痛いほどにそのロジックを
理解してしまうことがあります。
当たり前のように頑張り続けた身体を
どうか労ってあげて欲しい
自分のことのようにそう思います。
施術の最中に涙を流す方もいらっしゃいます。
それらは私がセラピーをするにあたり
想定もしていなかった反応ですが
その時間を大切に受け止めたいと思うようになりました。
涙を流すことは心理的に
カタルシス効果があります。
心のデトックスです。
汗以外の体の分泌物、
つまり涙を流すのは副交感神経の働きです。
副交感神経は筋肉を弛緩させます。
そして同時に身体が暖かさを感じた時、
誰かの思いやりによって心が暖かさを感じた時と同じように
脳の島皮質という部分が反応するそうです。
温かい石が触れることは
脳と心に作用するとも言えます。
触れること、温めること、対話すること、
心が緩むことで起こる変化、、、
ヒーリングの深さについて
勉強と感動の毎日です。
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