「なぜ占星術の内容についてSNSの投稿はないの?」
星読み仲間にそう聞かれていた私は、彼女のすすめでアストロダイスを始めてみることにしました。
ある程度星が読めるようになった私は世界の情勢や人々の心の揺らぎが周りの人にまで来てるのを感じて
もっぱらこの頃は、トランジットの冥王星や天王星が及ぼす影響、ASCやMC、「月の欠損」といった物議を醸している少し重めのテーマに取り掛かっていました。
それらの自分なりの解釈を見つけるために、毎日頭のどこかでずっと計算式を走らせているような状態でした。
その内容は楽しいエンターテイメントな占星術とは少しかけ離れていて、なかなかSNSの記事でシェアすることができない状態でいました。
「それならサイコロふれば?あなたイタコでしょ!」
何を遠回りしてるのかと言わんばかりにすすめられ、占星術の勉強の気晴らしも兼ねてダイスを使うことにしたのです。
アストロダイスは、占星術の記号が記された12面体のダイスです。 「惑星ダイス」「星座ダイス」「ハウスダイス」の3種類があり、3個同時に振ったり、個別で振ることで占うことができます。 アストロダイスの面白いところは、「惑星ダイス」「星座ダイス」「ハウスダイス」の3種類で具体的な内容で占うことができることです。
https://triangle.co.jp/
私はさらにサビアンシンボルを読む30の度数があるものを加え4つのダイスを使うことにしました。
ホロスコープで私の社会で目指す方向や天職、使命を表すMCは蠍座19度です。
サビアンシンボルは「聴いては喋るオウム」
聞こえたメッセージをそのままオウムのように話すという意味です。
それはチャネリングの能力やシャーマン、巫女、つまりイタコを表しているそうです。
実は私は過去に無意識にあの世⁉の方からのメッセージを必要な方に届ける役割をしたことが何度かあり、
なんとなく感じたことを伝えるとそれが未来予知となり後に人から感謝されたり、10年前20年前の私の意味のわからない発言が今の常識になっていたりもするらしく、
古い付き合いの人にはTwitterに残しておくのがいいのではないかと言われたりしています。
しかし、不意に降りてくるメッセージやひらめき、未来予知を自分でコントロールすることはできません。もちろん頼まれてもできません。
何ならそんなこと言ったことさえ覚えていないこともあります。
ですがもし誰かに必要なメッセージがあれば、タロットカードやダイスをふれば私を通じて、異次元からのメッセージを伝えることができるのかもしれません。
あいにく私は高次とか四次元とか霊界とか詳しくなくあまり信じている方ではないのですが、ものは試しに今後の自分にメッセージが欲しくて何度かダイスを振ってみて、サビアンシンボルだけ調べてみました。
▼「今後の私の活動にメッセージを下さい」▼
魚座の19度「弟子を指導する巨匠 」
・人にわかりやすく芸術やスピリチュアルなことを伝える
▼「私がダイスを始めたらどうなりますか?」▼
天秤座22度「噴水で鳥に水をやる子供」
・人を癒やし力を貸す、カウンセリングやセラピー、ヒーリングの知識を持ち活躍する
人生初の記念すべき初めてのダイスで自分の方向性を示す結果がでました。
「ね、やるしかないでしょ?」と占い師の友人は言いました。
ホロスコープ読むのはまだ何時間もかかってしまい奥が深すぎて難しいですし、
タロットカードは死神とか出てきたら自分も怖いのにとてもそれを人に伝えるのは躊躇してしまいます。
一方でダイスならふるだけで簡単です。これならできそう!
全くもってなんの根拠もなく、何の責任も取れないのですが、少しでも誰かのお役に立つならやってみようと思いました。
しかし基本的には分析好きで超現実主義の乙女座なのでそう簡単にスピリチュアルを実用することはないと思います。
「特別な力は人のためにつかうものよ。」
そんな友人の言葉に、私は大好きな映画「スパイダーマン」の中でベンおじさんがピーターに言った言葉を思い出していました。
いとも簡単にビルの間を飛び交うスパイダーマンのように、柔軟で俊敏、自由自在な思考と発想があれば叶わない現実なんてないのかもしれません。
それに問題解決のヒントは実は占いでもダイスでも何気ない他人の一言でもなんでもいいのかもしれない。なんてことを言えば元も子もないところで結局腑に落ちたのでした。